伊佐沢の久保桜(山形県・長井市
(いさざわのくぼざくら)
悲恋物語をいまに伝える樹齢千二百年の老樹

江戸時代には最上川の船運で発達した長井市は城下町として発展。この街の伊佐沢小学校の敷地にはエドヒガンザクラで樹齢千二百年の老樹がある。江戸時代には枝が四反歩にも広がり「四反歩」の名で親しまれ、花時には米沢藩主が来観したほど。明治時代までは桜の周囲一反歩の土地は無税地でもあったことからも手厚く保護されていたことがわかる。近年は保存会を組織し、柵をめぐらし支柱も数十本余りで支えている。樹高十六メートル、幹回り九メートル、幹の部分は三つに分裂し、根元は空洞になっている。この桜にはいくつかの言い伝えが残るがそのひとつは、坂上田村麻呂と地元の豪族の娘、お玉との悲恋物語。朝廷から蝦夷大将軍に任命された田村麻呂が蝦夷の反乱を平定するためにこの地に来た時に出会ったのがお玉。二人は深い仲になり、やがて任務を経て、再会を約束して京都へ去る。残された彼女は恋心を抱きながら病床で死んでしまう。のちにこのことを知った田村麻呂は深く悲しみ桜を送り、娘の墓に植えさせた。すると、すくすくと育ち、毎年お玉を思わせる可憐な花を咲かせるという。今では地元でこの桜を「お玉桜」と呼び、多くの人に愛され続けている。

●2014イベント情報:

●開花時期: 4月中旬~4月下旬
LinkIcon開花予想ページへ

●住所:山形県長井市上伊佐沢字蜂屋敷2021

●HP:置賜さくら回廊観光推進会議HPへ
LinkIcon桜の開花情報

●地図:

●TEL:0238・84・2111(長井市商工観光課)

●料金:無料

●定休日:無休

●営業時間:随時

●アクセス:山形鉄道「長井駅」から車で約10分

●車:山形自動車道「蔵王IC」から国道348号、国道287号経由で約55km

●駐車場:無料駐車場あり

1.jpg
1.jpg
isazawa.jpg地元では「お玉桜」と呼ばれている

ページの先頭へ