ベニバナのページへようこそ

花言葉:装い・化粧・包容力・熱狂

鮮やかな黄色で徐々に赤くなり早朝に花を摘む
昔から女性たちの口紅の染料として利用した花


 エジプトが原産というベニバナは、紀元前2500年頃のエジプトではすでにこの花で染めた布をミイラに巻き、地中海沿岸やインドでも染料や薬用植物として古くから使われていた歴史的にも古い植物である。日本にはシルクロードを経て4~5世紀ごろに渡来したといわれており、6世紀半ばとされる藤ノ木古墳古墳からもベニバナの花粉と赤い顔料が見つかっている。江戸時代中期以降現在の山形県最上地方や埼玉県でも盛んに栽培されたが、山形県の最上川流域が最大の産地となり、紅色素を出すため花を発酵させた紅花餅に加工して運ばれ、友禅染めに使われ上方の衣装を彩った。花は、はじめ鮮やかな黄色で、徐々に赤くなる。葉のまわりにアザミそっくりのギザギザがあり、染物の原料として採る時は花だけを摘まなければならないので、朝露がついてとげが柔らかくなる早朝に花を摘む。